参加レポート:『日本の、ものづくり』

2013年7月12-13日に『日本の、ものづくり』に参加してきました。講師はパナソニック株式会社デザインカンパニーの飯島隆宏氏。

https://www.facebook.com/events/125785664297129/

 

「予見性」という存在理由

開発事例を踏まえながら進められるスライドの中で、飯島氏のデザインに関わる思いが強く共感できる内容でした。特に「予見性」に関してはそれこそがデザイナの存在理由と述べており、エンジニアにとってはある種の衝撃を受けました。もちろん、技術開発を進める中で「どう使われるのか、どう役に立つのか」を想像しながら開発するのですが、「予見性」を存在価値として腹を括って開発しているかと言えばまだまだ甘かったと感じています。自分のデザイナに対する価値観が今まではただデザインする人であったのが、飯島氏の話を聞いて、「未来をデザインする人」なのだと変化しました。もちろん、飯島氏だからこそそれだけの思いを持ってデザインされているとは思いますが、これからはデザイナの価値観にも共感できるように技術開発をやるべきと感じました。ただ、「エンジニアは技術で止まることが多い」って言われたのは悔しいので、もっと広い視野で物事を考えたい。

 

ワークショップ

最先端モーションデバイスに関してのワークショップを含む2日目。噂のモーションセンサの実物を体験させてもらった後で、グループに分かれてワークショップを実施。ワークショップを含むセミナは自分が参加できるので個人的には好きです。なかなか新しいアイデアは思い付きませんでしたが、普段の仕事とは違った形で頭を使うので頭の体操になりました。上記の記事にもありますが、さまざまな視点から「予見性」を持って、物事を考えて行きたいです。

 

参考

パナソニックのDisign Philosophy

http://panasonic.co.jp/design/design-philosophy/

・話題のSmartViera

http://www.youtube.com/watch?v=wt4ZJfyIv04

 

以上