SONY Camera Remote APIを触ってみた!(その2)

前にSONY Camera Remote API

AutoFocus制御の話に触れてそのままでしたが、今回はその話。

 

なんとかAutoFocusやってみたって件ですが、

非常にシンプルで且つまったくスマートではないです。

 

その方法は、

『一旦、純正アプリで起動してそのままカメラの電源を切らないこと』

 

なんかと制御できないかと試行錯誤しながら

ひたすら『Forbidden』の応答を受けながらプログラムしてたある時、

なぜか突然機能し始めて、その理由がおそらく上記の理由です。

 

純正アプリで起動したときに

setTouchAFPositionメソッドを有効にして

カメラの電源を切らなければそのまま有効のままということなのでしょう。

 

ただ、あまりにスマートでないので

やはりSONYさんに期待です。

SONY Camera Remote APIを触ってみた!

話題のSONYのレンズカメラ「DSC-QX10」を触るために、

SONY Camera Remote APIを試してみました。

http://camera.developer.sony.com/

 

残念なことに現在入手可能なサンプルコードはAndroid版のみ。

HTTPインターフェイスなので各種プラットフォームからのアクセスも可能ですが、

1から作るのは大変そうです。

 

開発環境

自分はAndroidStudioを使っていますが、サンプルはEclipse用。

ただし、フォルダ階層を適当に合わせてあげれば、

割とあっさり動きます。

 

対応API

現在、API仕様書は入手可能ですが、

サンプルコードの実装は全てに追いついてません。

自分は初期から触っていますが、

初めはZoom機能すら実装されていませんでした。

ただ、比較的に簡単に実装することも可能です。

 

隠れAPI

ここからが本題!

少し自分で実装し初めて気が付くのですが、

「あれ、標準アプリで出来てることが出来ない。。。」

特にカメラの微妙な調整が出来なくて少々悔しいです。

まぁ、このあたりは今後に期待しますが、

今後の動向を把握するために重要なAPIが以下の2つだと思います。

・getMethodTypes

・getAvailableApiList

 

これらのAPIを使用することで、

API仕様書にはないMethodが見ることが出来ます。

その中で、これは今後公開されそうとか、

ここは一般公開する気がなさそうとかが分かってきます。

 

AutoFocus

自分がとりあえずやろうと思った機能がAutoFocus。

ただ、このAPIは通常はロックされていて使えません。

(getAvailableApiListではMethodが取得できるにも関わらず)

おそらく3rdPartyなどのDeveloper向けに有料で公開するような仕様になっています。

その辺りが少し残念です。

 

ただ、かなりスマートではないですが、

なんとか制御することも出来たのでその話は後日。

 

以上

Android Studio gradle エラー

Android Studioの頻繁なバージョンアップで

gradle周りのエラーが良く発生するようになりました。

Android Studioのバージョンは0.3.1あたりで発生していました。

 

とりあえず、いろいろ試しながらなんとか動かしています。

以下が対応内容です。

エラーによっては効く対応方法が違うのでしょうが、

最近はこれらを一通り試して上手くいく場合が多いです。

 

1.[Sync Project with Gradle Files]の実行

[Tools] → [Android] → [Sync Project with Gradle Files]

 

2.build.gradleの設定

dependenciesの設定項目を

「0.6.1 → 0.6.+」に変更

何かをきっかけに戻ってしまうことがある

 

3.コンパイラの設定

[Project Settings]→[Compiler]→[Gradle]

-Xmx512m

http://dev.classmethod.jp/smartphone/android/android-studio-vm-options/

 

いま、Android Studioを起動したらバージョンが0.3.5に上がっていました。

最新バージョンにしてしばらく使ってみます。

参加レポート:『日本の、ものづくり』

2013年7月12-13日に『日本の、ものづくり』に参加してきました。講師はパナソニック株式会社デザインカンパニーの飯島隆宏氏。

https://www.facebook.com/events/125785664297129/

 

「予見性」という存在理由

開発事例を踏まえながら進められるスライドの中で、飯島氏のデザインに関わる思いが強く共感できる内容でした。特に「予見性」に関してはそれこそがデザイナの存在理由と述べており、エンジニアにとってはある種の衝撃を受けました。もちろん、技術開発を進める中で「どう使われるのか、どう役に立つのか」を想像しながら開発するのですが、「予見性」を存在価値として腹を括って開発しているかと言えばまだまだ甘かったと感じています。自分のデザイナに対する価値観が今まではただデザインする人であったのが、飯島氏の話を聞いて、「未来をデザインする人」なのだと変化しました。もちろん、飯島氏だからこそそれだけの思いを持ってデザインされているとは思いますが、これからはデザイナの価値観にも共感できるように技術開発をやるべきと感じました。ただ、「エンジニアは技術で止まることが多い」って言われたのは悔しいので、もっと広い視野で物事を考えたい。

 

ワークショップ

最先端モーションデバイスに関してのワークショップを含む2日目。噂のモーションセンサの実物を体験させてもらった後で、グループに分かれてワークショップを実施。ワークショップを含むセミナは自分が参加できるので個人的には好きです。なかなか新しいアイデアは思い付きませんでしたが、普段の仕事とは違った形で頭を使うので頭の体操になりました。上記の記事にもありますが、さまざまな視点から「予見性」を持って、物事を考えて行きたいです。

 

参考

パナソニックのDisign Philosophy

http://panasonic.co.jp/design/design-philosophy/

・話題のSmartViera

http://www.youtube.com/watch?v=wt4ZJfyIv04

 

以上

参加レポート:『デジタルものづくりの最前線 3Dプリンターセミナ』

2013年6月14日(金)に『デジタルものづくりの最前線 3Dプリンターセミナ』に参加してきました。講師の原雄司氏の人柄もあってか、終始楽しく参加することが出来ました。

http://atnd.org/event/E0016467

 

コミュニケーションツールとしての3D

話の中で特に印象的だったのが、コミュニケーションツールとして活用される3Dという話。エンジニアがプロダクト開発で作ってみて、触ってみて、それで判断していく。そうしたサイクルを何度も回すことで更にアイデア自体を発展させていく。3Dプリンタ自体が出来上がったものを試してみるだけでなく、アイデア発想ツール的に使えることに今後の可能性を感じました。こんな風に開発できるとエンジニアのモチベーションの挙がると思いました。

その他、印象的であったのが3Dプリンタの利用者に女性が多いって話です。特に理工系の男子学生などは精度を見て、飽きて去って行くそうですが、女性がはまるそうです。個人的にはオリジナリティや個性を求める女の人のほうが上手く使いこなしているのだろうと感じています。

 

リンクメモ

紹介されていた3Dデータを活用するサービスをリンクしておきます。

・Sculpteo

  http://www.sculpteo.com/en/

・Cubify

  http://cubify.com/

・shapeways

  http://www.shapeways.com/

 

以上